社会地区分析におけるハウジング研究

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都市構造研究に対して,藤田は「都心業務地域の平面的・立体的な拡大にともない,ドーナツ化現象は一層顕在化し,これに住居形態の多様化なども加わり,住宅地域も激しい再編を余儀なくされている。とくに,この段階になると,土地・住宅問題をはじめとする都市問題は,危機的様相すら呈するようになる。
こうしたなかで,都市は資本の存在する場としてのみの意味にとどまらず,それら深刻化する諸問題を包摂しながら,都市空間そのものが資本にとって利潤実現のための投資対象に転化していく」とし,現代都市構造を住宅に関連した側面から解く鍵は「第1に資本と賃労働関係が与えてくれるであろう。これは,とくに都心と労働力の再生産圏としての住宅地への分化機構にたいする基礎視角となる」と述べている。
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社会地区分析におけるハウジング研究
都市社会の内部構造について,シェフキー・ベル(ShevkyandBell;1955)は社会学の分野から社会地区の類型化を試みた。彼らの分析は空間的パターンを示してはいないが,対象となる都市の地域特性を分析したものとして注目された。薮内(1977)は,社会地区分析家と都市生態学者と異なる点について,前者が社会分化の理論から出発する点にあるとし,それは「社会空間には変化があるという社会分化の理論であり,そして社会空間は次いで地理的空間に翻訳されるのである。一方,都市生態学者は地理的領域としての自然地域を確認し,かつ地理的領域をその社会的性格の点で研究しようとする」と述べている。

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